今回は消費税について書いていこうと思います。
今年の10月に消費税が増税されて10%になりましたね。
これで庶民の生活がますます苦しくなりますね。
この増税に関してみなさんは日本は財政が厳しいし増税は仕方ないよねって思っている人やまぁ興味ないやって思っている人が多いと思います。
なので今回はどのようにして消費税が始まり今に至るのかを解説していこうと思います。
今回も中田敦彦のYouTube大学を参考に勉強させていただきました。
本当に毎回ありがとうございます。
さて、消費税を導入しようといわれ始めたのは1977年のことでした。
そしてこの翌年に大平正芳さんが消費税を閣議決定します。
これには庶民が猛反発でした。
この猛反発により、選挙前だったこともあって彼は失脚、消費税導入も見送られました。
市民の力すげーなーって思ってみていた中曽根康弘さんは「大型消費税は導入しない」と言って庶民から支持を得ました。
しかし、当選した後に消費税導入案を提出します。
これにたいして、市民は導入しないって言ったじゃん!と激怒。
大型じゃないんで―と言い訳もするが市民の怒りは収まらず失脚。
この二代で市民の恐ろしさを痛感させられました。
次にこれを見ていた竹下登さんはどうしたのか。
まず、中曽根さんは5%って言ってたけど私は3%にします。
3000万円以下の売り上げの中小企業からは税を取りません。
増収は福祉に当てます。などと言って市民から支持を得ます。
確かに5%から3%ってなると心理的にこの人いい人じゃね?ってなるし、中小企業からは取りませんってなったら多くの人にとって好都合ですよね。
この作戦でやっと消費税法案が成立するのです。
しかしながら、法案が成立した直後に中小企業からも税を取るようになります。
大元の法案が通っちゃっているので細かいところは後からでも変えられるらしいです。めっちゃ巧妙ですよね。
その後、どのようにして消費税は現在の10%にまで上がったのか。
まず村山富市さんが5%への増税を提言します。
このときは国民が3%に慣れていて、日本の経済も危ないとされていたので増税は仕方ないと思われていたため反発は少なく、簡単に通ったそうです。
次に鳩山由紀夫さんは消費税は4年間あげませんと提言します。
しかし、翌年、菅直人さんが10%にしますと言って国民からの猛反発を受け失脚。
それを踏まえ次の野田さんは8%にしますと言います。
なんかこの流れ前にもありませんでしたか?
そう、消費税が導入された時と全く同じ流れなんですよ。面白いですよねー。
これにより8%に上がります。そして現在安倍さんが10%にしました。
しかし、10%になるまでも簡単ではありませんでしたよね。
2回の増税延期がありました。なぜ延期されていたのか。
延期ばんざーいって思っていた方が多かったと思うのですが、これは単純に選挙前で選挙に勝つようにするためなのです。
増税って言ったら支持率下がりますもんね。
その後、日用品は増税しませんと言って軽減税率付きで10%に増税されました。
ざっくりいうとこんな流れです。
こうしてみてみるとめっちゃ面白くないですが?自分はとても面白かったです。
今回は以上で終わります。
次回に消費増税は必要なのかという問題に対して述べていこうと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。