今回は私の投資手法について解説していきたいと思います。
私は3年ほど前に投資信託を始め、今年に入ってからは日本の個別株投資に完全に切り替えました。
理由は投資のパフォーマンスを高めるためです。
その結果、半年足らずで10%以上のパフォーマンスを達成しました。
ではどのような手法で達成したのか。
その手法は小型成長株の集中投資です。
小型株とは時価総額が300億円未満の小さな銘柄、成長株は業績が右肩上がりに伸びている銘柄、集中投資とは保有銘柄を5銘柄以下に抑えることです。
なぜこの手法を取り入れているのか。
基本的に株は長期的に見ると利益の伸びに依存して、株価が変動します。
ですから業績が良くない会社は株価も伸びにくいことを意味します。
そういう観点で安定的に業績が伸びている会社を投資対象にしています。
小型株を選んでいる理由は伸び代が大きいからです。
例えば、トヨタみたいな大企業が今から利益を2倍に伸ばすことは難しいと考えられます。
しかしながら、小さな会社であれば事業規模を拡大していくことで株価が大きく拡大する可能性が高いのです。
以上の理由から小型成長株を選んでいます。
では実際にどうやって投資対象を選んでいるか紹介しようと思います。
まずは時価総額300億円以下です。
これは先程言った通り、300億円以下の企業は伸びしろが大きいという理由から選んでいます。
次に年平均成長率が10%以上2けた成長を続けている会社です。
これは先程言った通り、利益の伸びが株価につながると考えたため、私は株価が伸びるときに成長していることを考えています。
具体的に言うと、売上高、経常利益、そして当期純利益が全て10%以上、直近3年平均、5年平均で10%以上の成長を示していることが望ましいと考えています。
次に自己資本比率が50%以上です。
自己資本比率とは自分の会社の全体の資産のうち、自分たちのお金はいくらあるかという部分が自己資本比率になります。
つまりこれが高ければ高いほど自分のお金で経営を賄えていることを意味し、逆に低ければ低いほどお金を借りて形をしていることになりますので、財務の健全性が高いことになります。
次にオーナー企業ですね。
オーナー企業とは会社の決定権を社長が持っているような、つまりワントップ型の会社のことを指します。
これはどうやって判断するかというと、株主の構成を見ればわかりますが、社長が株式をたくさん保有している会社だと、かなり会社の決定権を社長が持っていることになるため、これはオーナー企業と言えます。
ではなぜオーナー企業が良いかと言うと、オーナー企業だと意思決定のスピードがかなり速くなるからです。
普通の会社だとまぁいろんな会議や株主に聞いたりといった過程を経て意思の決定をしないといけないのですが、オーナー企業は社長の一存で会社の方針を決定できるため、スピーディーに経営を進められるという点でオーナー企業が良いと考えています。
次に営業キャッシュフローが毎年プラスになっているという点です。
営業キャッシュフローとは本業の収益がプラスかマイナスか、どのくらい本業で利益が出ているかという指標です。
ここがマイナスになっている会社は本業がうまくいっていないということになるため、基本的には良くないと考えています。
また、キャッシュフローには営業キャッシュフローと投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローがありますが、この中で投資キャッシュフローが継続的にマイナスである会社が好ましいです。
そういう会社は今後の会社のために投資をしており、つまり事業に投資して収益を上げていこうという姿勢が見られるという点で、重要視しています。
以上が私の小型成長株の選び方です。
参考になりましたでしょうか。
参考になったという方はコメントなどいただけると嬉しいです。
また、ご意見や提案がありましたら、こちらにもコメントいただけると嬉しいです。
ありがとうございました。