熱電対による温度測定 大学生実験レポート 参考例



目的
熱電対の起電力と温度の関係を求めるとともに、熱電対による温度の測定法を知る。
方法
1.4種(T、J、K、E)の熱電対について図3に示すような測定回路を組む。
2.ゼロ点基準用のアイスポックスに少量の水とともに氷を入れ、To接点を挿入する。
3.温水槽(3 Lビーカー使用)に約1 Lの水を入れ、測温用熱電対()t接点)および温度計を浸漬し、液温と安定化後の起電力を読む。
4.ガスパーナーで徐々に液温を上げ、約5℃おきに正確な温度と起電力を記録する(液温と測温部の温度差が生じないように液温はできるだけ一定に保ち、また、十分に温度が安定してから測定する)。
5.90℃まで昇温し、その間の温度と起電力の関係を測定後、今度は徐々に降温し、同様に5℃毎の起電力を測定する。



結果
・4種熱電対の測定データ表と温度vs起電力の関係図
・4種の熱電対の温度(T )vs起電力(E )の関係回帰式(最小自乗近似)
  CH1 CH2 CH3 CH4f:id:TommyJ1105:20200123114713p:plain



℃ 茶 T 紫 E 黄 J 青 K
17.6 0.670 1.045 0.875 0.685
20.0 0.710 1.125 0.955 0.750
25.0 0.815 1.285 1.085 0.860
30.0 1.040 1.620 1.390 1.090
35.0 1.225 1.930 1.610 1.255
40.0 1.545 2.380 2.010 1.555
45.0 1.705 2.670 2.225 1.725
50.0 2.005 3.070 2.565 2.000
55.0 2.225 3.405 2.830 2.210
60.0 2.400 3.720 3.070 2.400
65.0 2.655 4.085 3.390 2.645
70.0 2.895 4.440 3.695 2.885
75.0 3.060 4.710 3.870 3.025
80.0 3.275 5.025 4.160 3.220
85.0 3.550 5.435 4.485 3.495
90.0 3.805 5.800 4.780 3.725
考察
起電力と温度は比例の関係があるといえる。