【教職科目】職業指導レポート⑦ 参考例




「教育」としての職業指導の成立―戦前日本の学校と移行問題

2016年、新学習指導要領の方向性が確立されました。

子ども達の現状として、学ぶことと自分の人生や社会とのつながりを実感しながら、自らの能力を引き出し、学習したことを生活や社会の中の問題解決に生かしていく面に課題があります。

この課題を克服するために、今後は「何ができるようになるか」を意識した指導が求められるようになりました。

また、新学習指導要領では「社会に開かれた教育課程」の実現が宣言されました。

「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」が明示され、「カリキュラム・マネジメント」が重視されるようになりました。

さらに「主体的・対話的で深い学び」の実現を求めました。

社会に開かれた教育課程におけるキャリア教育では必要な資質能力として「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」が重視されました。

このほかにも「主体的・対話的で深い学び」が重視されるようになり、子供たちが見方・考え方を人生において働かせることで、学習意欲の向上に役立つとされました。

また、高等学校の公民科に新しく「公共」という科目が新設されました。

この科目はシティズンシップ教育としてのキャリア教育の実施、「アカデミック・インターンシップ」の充実という役割を有していました。

学級・ホームルーム活動において児童生徒が新しく「キャリアパスポート」を活用するようになりました。

キャリア・パスポートとは教師が児童生徒のキャリア発達について、定性的な面か側面から評価し、個に応じた指導・支援に役立てるための資料で、これが学校種を超えて引き継がれることで、上級学級は入学する生徒のキャリア発達のプロセスを把握することができ、体系的なキャリア教育の実践に役立つと言われています。

20世紀半ばに初めて発達的観点を持つ職業選択理論が提唱されました。

ここでのポイントはキャリアは「選ぶ」だけではなく「育てる」ものであるということです。
 
今回の講義で近年のキャリア教育について、深く理解することができました。

特にキャリアを「選ぶ」だけでなく、育てるという点にとても関心を持ちました。

今後のキャリア教育はただ就職先や進学先を選ぶのではなく、就職してからどうするのか、進学してから何がしたいのかまでプランをしっかり立てる必要があると感じました。